精神状態をクリーニング
2012年 02月 15日
以前、ある精神科系の介護施設で働いていました。
立場上、入居されている方の状態悪化には看護師の私が可能な限り、付き沿う。
異動して間もなくのこと。
一人の入居者さんの精神状態が悪化しました。
物盗られ妄想はあったのですが、お話はできる状況だったのです。
…ですが!
ある日、号泣され、私物の鞄などを廊下に投げ飛ばす。
被害妄想、物盗られ妄想…すべての人は信じられなくなって、辛い精神状態に!!!
長年いるスタッフから、
「この状態になったら、どうにもならない。受診しなくちゃ」
とアドバイスがあり、
系列の精神科に受診依頼をしました。
受診OKの指示はもらったものの…入居者さんを病院にお連れするのは至難の業です。
すべての人が敵なのですから。
号泣は続く…。
仕方なく、私が状況報告を医師にすることになった。
精神状態を理解することは難しいものです。
ただ、好き好んでその状態になっているわけではないことや、
自分でもどうしようもなく、本当に辛い状態であることは理解してる。
わたしに何ができるんだろう?
敷地内の病院に一人、向かう途中、ず~っとホ・オポノポノを唱えました。
入居者さんの名前、施設の名前、自分の名前…すべてクリーニング。
お薬をもらって施設に戻る道すがら、クリーニング。
果たしてこの薬も使ってもらえるんだろうか???
無理だろうなぁ~(ガックリ)
…そんな疑問がグルグル頭の中に浮かぶたびにクリーニング。
施設に戻ると?!
一番最初に目に入ったのは、当の入居者さんが、一人でトイレに向かう途中の姿。
穏やかに、ゆっくりと歩を進めているではないですか?
精神状態が悪化しているときは、こういう風にはできないんですね。
キツネにつままれた気持ちがしました。
拒否されるんだろうなぁ~と思っていた薬も、拒否されることなく
「ウン」と頷いてくださったのです。
内心「ありり?なんかいつもと流れが違うなぁ(精神状態が悪化してるとき)」
そんなことを想いながら、接していました。
長年のスタッフも、この状態になったときはどうにもならない…と今までの経緯で
教えてくれてたのですから。
わたしも経験上、同じ思いでした。
もしや、わたしが居ないときに、誰かが素晴らしいケアをしてくれてたのかな…
とも思いましたが、誰も接していないとのことで…。
その後?
入居者さん一休みされて、穏やかさを取り戻されていました。
笑顔も見られたんですよ~。
これは、ホ・オポノポノ効果だとわたしは信じてるんですよね~。
入居者さんの今までの経緯、予測される経過を読みとることはできてませんでした。
イハエアラ・ヒューレン博士も精神科病棟でクリーニングをされていたと
著書に書かれていました。
正直…精神科勤務していたものとして、夢のようなお話だったのです。
これは本当だ!!!
実はコレ、ホ・オポノポノを知ったばかりの頃のお話なんですね。
クリーニングはこっそり行っていたのですが…。
すっきりした出来事でした。
by mana-thank-you
| 2012-02-15 09:16
| ホ・オポノポノ効果